ホルヘ・ディアス・ロドリゲス

ヴォーカル /ギター

スペイン出身のホルヘは、日本でスペイン民謡を中心としたラテン音楽を歌うシンガーである。

幼い頃からスペインのオペレッタ（サルスエラ）を学び、兄弟と一緒に劇場でオペレッタを上演する。17歳でスペインで最も権威のあるオペラ協会A.L.T.A.（スペイン・トレホン・デ・アルドス市オペラ協会）の会員になる。

また、19歳の時に歴史あるフォルクローレの学生団体の一つ「LA TUNA」に参加し、その後、サルスエラ（スペイン・オペレッタ）歌手としてスペイン各地で公演を行い、ラ・トゥーナのメンバーとして世界各地で公演を行う。

スペイン国王夫妻の前での演奏、レアル・マドリッドをはじめとするスペインサッカーチームのパーティー、各国の国賓晩餐会、世界的なミュージシャンのステージに参加するショーなどに出演。セベ・バレステロス主催のパーティーやフリオ・イグレシアスのステージに参加。

90年代前半に来日。現在、ライブステージでのパフォーマンス、テレビ・ラジオ番組への出演、CM音楽などを中心に活動しており、2021年には仲間のミュージシャン「FAMILY」と共にバンド「KILOMBO」を結成。

ルイス・サルトール

チャランゴ/​ギター

1952年、アルゼンチン共和国サンタ・フェ州に生まれる。

1978年、ケーナの巨匠アントニオ・バントーハの日本ツアーのメンバーとして来日。
1985年、活動の拠点を日本に移し、以来ラテン音楽の魅力を日本に広めるべく活躍するマエストロ。 マンドリン、チャランゴ、ギター、キーボード、パーカッションを自由自在に操り、シンガー・ソング・ライターとしても多彩な才能を発揮。 桑田佳祐が監督を務めた映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックや、95年にグラミー賞「ベスト・ラテン・アルバム」にノミネートされたオルケスタ・デ・ラ・ルスの アルバム「ラ・アベントゥーラ」に楽曲を提供し、いずれも大ブレイク！
さらに、大のサッカー・ファンとしても知られるルイス・サルトールは2002年「FIFAワールド・カップ」でサッカー日本代表に送る応援ソングを作詞作曲し、「VIVA日本」をリリース。
音楽活動の傍ら、Inter FM (76.1MHz）のDJ、CMのナレーション、 スペイン語の翻訳など幅広く活躍中。
底抜けに明るいキャラクターと熱～いラテン・スピリッツで、日本全国に大旋風を巻き起こしているマルチ・タレントである。

セバスティアン・ブイトラゴ

ギター/ベース

コーヒーの産地だけでなく音楽でも有名なコロンビア マニサレスに生まれ、わずか15歳のときにミュージシャンとしてのキャリアを始める。

音楽を教えていく傍ら、多くの異なるジャンル、特にロックとファンクバンド、そしてオーケストラでギタリストとベーシストとしてコロンビアで活躍し始める。

バンドとオーケストラとともに、ヨーロッパ（特にフランスとイタリア）でのツアーにも参加し、ヨーロッパ各国の音楽に魅了され、ワールドミュージックにも精通するようになる。

2014年にオーストラリアの音楽文化が最も充実しているブリスベンに移り、ジャズやジプシージャズにも魅了され、プレイスタイルのスキルアップや幅が広がる。

2016年に日本の東京に移転。それ以来、経験とその専門知識で多くの異なる音楽シーンで演奏し続けている。

2020年にフルート奏者でボーカルのモイセス・サモラとラテンフュージョンバンド「ゴザ」を結成し、ジプシージャズにインスパイアされたSBプロジェクトも再結成。さらに現在、クラシックロックバンド「カシミール」とホルヘ・ディアス・ロドリゲス率いるラテンフュージョンバンド「キロンボ」を共同設立し、それらのバンドのギタリスト、ベーシスト、プロデューサーとしても活動している。